使い方ガイド特集:エージェント開発入門

Claude Code の始め方:インストールから最初の変更まで

Claude Code は、ターミナルからコードの読み取り・変更・Git 操作を頼める Anthropic の開発ツールです。この記事では、公式ドキュメントの手順に沿って、インストール、ログイン、最初の質問と変更、日常で使うコマンドまでを説明します。

7分で読めますエンジニア向け難しさ:初級AIexandria編集部

必要なもの

  • ターミナル(macOS 13.0 以降、Windows 10 1809 以降、Ubuntu 20.04 以降など)
  • 作業したいコードのプロジェクト
  • 次のいずれかのアカウント:Claude の Pro、Max、Ultra、Team、Enterprise、または Claude Console(API の前払いクレジット)。Amazon Bedrock、Google Cloud、Microsoft Foundry 経由でも使えます

Claude.ai の無料プランには Claude Code は含まれません。ターミナルを使わずに始めたい場合は、デスクトップアプリ、VS Code や JetBrains の拡張、Web 版もあります。

1. インストールする

公式に推奨されているのはネイティブのインストーラーです。

# macOS / Linux / WSL
curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash
# Windows PowerShell
irm https://claude.ai/install.ps1 | iex

Homebrew(brew install --cask claude-code)や WinGet(winget install Anthropic.ClaudeCode)でも入れられます。ネイティブ版は裏で自動更新されますが、Homebrew と WinGet は自動では更新されないため、brew upgrade claude-code などを自分で実行します。

インストールが終わったら、新しいターミナルを開いて確認します。

claude --version

バージョン番号が出れば成功です。claude が見つからないと出る場合は、インストール先がまだ PATH に入っていません。設定の診断には claude doctor も使えます。

Windows では Git for Windows を入れておくと、Claude Code が Bash でコマンドを実行できます。入っていない場合は PowerShell が使われます。

2. 最初のセッションを始める

プロジェクトのフォルダに移動して起動します。

cd /path/to/your/project
claude

初回はログインを求められるので、ブラウザの案内に沿って進めます。ログイン情報は保存されるため、次回からは不要です。アカウントを切り替えるときは、セッションの中で /login と入力します。

3. まず質問してみる

最初はコードを変えずに、プロジェクトについて聞くのがおすすめです。ファイルは必要に応じて Claude Code が自分で読むので、手で渡す必要はありません。

what does this project do?
where is the main entry point?

日本語で聞いてもかまいません。

4. 最初の変更を頼む

小さな作業から頼みます。

メインのファイルに hello world を返す関数を追加して

Claude Code は対象のファイルを探し、変更内容を見せます。実行の前に確認を求められたら、内容を見て Yes で承認します。どの操作を確認なしで進めてよいかは「パーミッションモード」で決まり、Shift+Tab で切り替えられます。慣れるまでは、毎回確認が出る状態のまま使うと安心です。

5. Git の操作も会話で頼める

変更したファイルを教えて
わかりやすいメッセージでコミットして
feature/quickstart というブランチを作って

よく使うコマンド

コマンド 内容
claude 対話モードで起動
claude "task" 最初の指示つきで起動
claude -p "query" 1回だけ質問して終了
claude -c このフォルダの直前の会話を続ける
claude -r 過去の会話を選んで再開
/clear 会話の履歴を消す
/help 使えるコマンドを表示
/exit 終了

/ を入力すると、使えるコマンドとスキルの一覧が出ます。

うまく頼むコツ

公式ドキュメントでは、次のような頼み方が勧められています。

  • 具体的に書く:「バグを直して」ではなく「間違ったパスワードを入れると画面が真っ白になるログインのバグを直して」のように書きます。
  • 手順に分ける:大きな作業は「1. テーブルを作る 2. API を作る 3. 画面を作る」のように分けて伝えます。
  • 先に調べてもらう:変更の前に、関係するコードを読んで説明してもらいます。

次に読むもの

慣れてきたら、外部のツールやサービスとつなぐ MCP、プロジェクトの決まりごとを書いておく CLAUDE.md、スキルやフックで、Claude Code を自分の作業に合わせて広げられます。MCP の設定は別の記事で説明しています。

出典

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